【報告】19.6.30 lag交流会 読書会「マイフェイバリットブックス」開催しました。
lag交流会、6月30日(日)に16名で開催しました。
毎回テーマを決めて交流会を開催してきましたが、本日は「わたしのおすすめ本」というテーマでlag初の読書会に挑戦!
まずは自己紹介。
「呼ばれたい名前」に加えて、「本を選ぶ時のポイント」をお話ししてもらいました。
本を手にとってまず見る箇所や選ぶ決め手など、人それぞれに多くの違いがあり、開始早々から「そんな方法があるのか!」と大発見の連続でした。
【本との出会い方】
・新聞などの書評で紹介されている
・好きな作家が推薦している
・書店に置いてある無料の小冊子
・信頼しているセンスの持ち主の推薦
・タイトルで惹かれたもの
・ジャケ買い、挿絵など
・今まできいたものを参考にして
・プロがみるブックリストの中から選ぶ
【本を選ぶ時のポイント】
・目次に読みたい項目があるかどうか
・挿し絵
・裏書き
・後書き。概要を拾えることがある
・フォントや行間
・タイトルみて「ばーーー」っと広げてみて、好きな言葉があったりしたら読む
・読む前に著者の情報を入れておく
・漫画だったら好きなタッチかどうか
・話題になっているものの中でも「評価」が高いもの
・楽しめる、馴染むもの
・頭から5行まず読む。頭にすーっと入ってきたら買う、そうでなければ買わない
・フィーリング
・文章というよりはレイアウト。読みやすい文章、文体など
・迷った時はレビューをみて決める
・紙のにおい。紙の種類とインクによって違うため
・オビの推薦文
【本の読み進め方】
・興味のあるところをぱっと読んで、それから読みにくそうなところを読んで一冊を完結する
・最初から読み進めて、途中で挫折したら最後の結果だけ見たりもする
・ストーリーが分からなくても挿絵が良ければ読み進められる
【購入の決め手】
・重み、紙質も、装丁も考えて、家に迎えても良いかなと思ったら買う
・紙の場合はパーっとみて「文体が自分にとって読みやすいかどうか」で購入を決める
・電子は見境なく衝動買い。本棚を圧迫しないので次から次へ!
・読み始めのところで「続けて読めるかな」と自分にあっているものを買う
・広告などを見て「自分に必要な情報」だと思ったら買う
・雑誌の場合は紙面の情報量がその時々でも違うので、自分のその時の気分、服装、憧れの人、などで買いたいものが変わる
・魅力的だと感じる本は「作者の人柄」や「人間味」が出ていることが多い
自分とは違う視点を知ると、今までは選ばなかったような本と新たな出会いがありそうですよね!
続けて 「最近あった嬉しかったこと」も共有しつつ、
メインテーマ「マイフェイバリットブック」では、おすすめの本・大好きな本を紹介し合いました。
- 『トランスジェンダー・フェミニズム』田中玲(2006年)インパクト出版会
- 『カラフルなぼくら 若者6人のインタビュー記事』スーザン・クークリン(2014年)ポプラ社
- 『三日で運がよくなる掃除力 舛田光弘(2006年)王様文庫
- 『特等添乗員αの難事件』松岡 圭祐(2012年)角川文庫
- 『子供はわかってあげない』田島列島(2014年)モーニングKC
- 『シンデレラウミウシの彼女』如月かずさ(2013年)講談社
- 『「私」を生きるための言葉~日本語と個人主義~』泉谷 閑示(2009年)研究社
- 『さいごだとわかっていたなら』ノーマ コーネット マレック(2007年)サンクチュアリ出版
- 『私とは何か。個人から分人へ』平野啓一郎(2013年)講談社
- 『Coming OUT!』 笹野 みちる(1995年)幻冬舎
- 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』 米原 万里(2004年)角川文庫
- 『男でもなく女でもなく―本当の私らしさを求めて』蔦森樹(2001年)朝日文庫
- 『ポーの一族』萩尾 望都(1998年)小学館文庫
- 『才能に頼らない文章術』上野郁恵(2018年)ディスカバートゥエンティワン
- 『エイリアン・インタビュー』(2015年)Lawrence R Spencer
それぞれの詳しい紹介内容は、こちらの記事をご覧ください。
また、時間内では紹介しきれなかった本も付箋に書いて共有してもらいました。
付箋で紹介していただいた本も上記記事内でチェックしてみてください!
本の紹介が始まってから、休憩中も会が終わるまでのフリートーク中も終始本の話題で盛り上がりを見せていました。
参加者の皆さんの本好きパワー、すごい!!
【いただいた感想】
・話せる場がなかったので勉強になった。紹介された本は全部読みたい
・本を介して人が見えてくる気がした。仲良くなれた気がして楽しかった
・参加して更に「あの本も紹介したい」「この本も紹介したい」といろいろな本が思い浮かんだ
・地元では参加できなかったこのような交流会・サークルみたいな場所に参加できるようになったことが嬉しい
・初めてお会いする方とお話するのが楽しくて本当に刺激になった
・交流会でいろんな方のお話を聞くと、次の日から影響されて、出会った人たちの言葉や考えが気づいたら生活に反映されているということが多いと最近気付いた
・好きな本について大人と共有したことはあまりなかったのですごく楽しかった
・また違うテーマで読書会をしたい
・「紹介してもらった本を読みました」報告会もしたい
・音楽をシェアする会「マイフェイバリット・ミュージック」も希望
そのほか、映像作品を紹介する会、大人の絵画教室、好きな写真をシェアする会などの希望も頂きました。
次回以降の交流会では、セクシュアリティに関するテーマだけでなく、芸術や表現・趣味をテーマに共有する会も開催していけたらと思います。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
lag
(書いた人:しげ・直)
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